ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―
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4.7 • 20件の評価
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発行者による作品情報
旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を浴びた、元社長・藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 彼女はいま何を思うのか? 国民的アイドル「嵐」との出会いと活動終了、叔父・ジャニー喜多川との関係、母・メリーとの確執、ファンとタレントたちへの思い、事務所廃業――。一人の小説家に、はじめて胸の内を明かした。
カスタマーレビュー
せお とある
、
読んでよかった
これまでの報道やSNSの批判はあまりにも一方的だったなと改めて思いました。そして、今回の事案だけでなく、昨今の私刑的に批判をする世論に対しあらためて問題を感じました。
この本を読んで、それでもなお批判的に「親との関係に苦しんだというならジャニーズ事務所自体から距離を置けばよかった/恩恵を享受することを選んだ」等発言をする方をSNSで見ました。正直それを見た時に、この感想を言っている方はあまりちゃんと読んでないか血縁関係に悩まれたことがないんだろうなと思いました。本来、愛される存在である親と向き合って戦うことがどんなにエネルギーを消耗して、自分を傷つけることか。これまで親によって傷つく一歩だったジュリーさんが、今度は自分が親として娘さんのために(それだけでないのは理解しています)「fight」しているのが印象的でした。
ジュリーさんと娘さんが幸せに生きていってほしいです。