上級国民/下級国‪民‬

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発行者による作品情報

やっぱり本当だった。

いったん「下級国民」に落ちてしまえば、「下級国民」として老い、死んでいくしかない。幸福な人生を手に入れられるのは「上級国民」だけだ──。これが現代日本社会を生きる多くのひとたちの本音だというのです。(まえがきより)

バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。

「上級/下級」の分断は、日本ばかりではない。アメリカのトランプ大統領選出、イギリスのブレグジット(EU離脱)、フランスの黄色ベスト(ジレジョーヌ)デモなど、欧米社会を揺るがす出来事はどれも「下級国民」による「上級国民」への抗議行動だ。

「知識社会化・リベラル化・グローバル化」という巨大な潮流のなかで、世界が総体としてはゆたかになり、ひとびとが全体としては幸福になるのとひきかえに、先進国のマジョリティは「上級国民/下級国民」へと分断されていく──。

ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2019年
8月6日
言語
JA
日本語
ページ数
240
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
2.2
MB

カスタマーレビュー

在米日本人

恐いもの見たさ?

色々な国で起こっている現象(国家内分断、ネトウヨやフェミニズム憎悪)が何故起こるのかを分かり易く説明している本と思いました。
自分の肉体資本を投じて賃金を得る残業革命以降の工業化社会から、知識偏重/グローバル化した社会で没落していく中間層が生じる必然はよく分かっているつもりだったが、それが中間層マジョリティーの上下分断と言う形で生じていること、同じ国内での極端な意見の分断がマジョリティー下半分の強烈な反発に依る物であるとの説明は腹落ちした。
筆者自身も個人的推測と断っており些か根拠が怪しい主張もあった為、全部鵜呑みにはできないが、総論賛成と言う内容で、だからこそ最後の未来予測部分が非常に不気味ではあった。
果たしてどんな未来が待ち受けているのか。

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