中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅

中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への‪旅‬

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発行者による作品情報

差別はどこから生まれてくるのだろうか? ヨーロッパにも職業差別・身分差別は存在したのだろうか? 本書は、『ハーメルンの笛吹き男』で西洋中世の被差別民の存在に初めて光をあてた著者が、賎視と身分差別の問題に正面から取り組んだ、阿部史学の代表的著作である。西洋中世において、キリスト教の浸透による時空観念の一元化と死生観の転換によって、畏怖の対象であった職業を賎視するようになる過程を考察する。「ヨーロッパ中世賎民成立論」のほか「ヨーロッパ・原点への旅」「死者の社会史」等も収め、“小宇宙”と“大宇宙”をキーワードに西洋中世の人々の心的構造の核に迫る。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2007年
2月10日
言語
JA
日本語
ページ数
369
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
63
MB
ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界 ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界
1988年
物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か 物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か
1998年
「世間」とは何か 「世間」とは何か
1995年
「教養」とは何か 「教養」とは何か
1997年
近代化と世間 近代化と世間
2006年
西洋中世の罪と罰 亡霊の社会史 西洋中世の罪と罰 亡霊の社会史
2012年