交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】
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4.4 • 31件の評価
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発行者による作品情報
好きだ――。高2の希美は、移動教室の机の中で、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校で人気の瀬戸山くんだった。同学年だけどクラスも違うふたり。希美は彼を知っているが、彼が希美のことを知っている可能性は限りなく低いはずだ。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れた希美。その日から、ふたりの交換日記が始まるが、事態は思いもよらぬ展開を辿っていって…。予想外の結末は圧巻!感動の涙が止まらない!
APPLE BOOKSのレビュー
勘違いとうそから始まった恋の行方を、交換日記というノスタルジックなアイテムを用いて描いた、異色の青春ラブストーリー。高校2年生の希美はある日、移動教室の机の中に一通の手紙を見つける。“好きだ”と一言だけ書かれたそのラブレターの送り主は、同級生の瀬戸山くんだった。地味で引っ込み思案な自分と人気者の彼に接点はないはずなのに、なぜ?と戸惑う希美だったが、半信半疑で返事を書いて靴箱に入れる。その日から交換日記が始まり、2人の関係は思いも寄らぬ展開をたどっていくことに。SNSやメッセージアプリで簡単にコミュニケーションが取れる時代に育った希美と瀬戸山くんが、交換日記という時代遅れなツールを使う羽目になる…という設定が効いている。2人のコミュニケーションは遠回りでもどかしいが、だからこそゆっくり育まれる思いは切ない。誰とでもすぐにつながることができる代わりに、一つ一つの関係が希薄になりつつある今。彼らの不器用なラブストーリーは、忘れかけていたピュアな気持ちを思い出させてくれる珠玉の物語だ。
カスタマーレビュー
最高
せとやまの気持ちが知りたかった
にやけがとまりません。
キュンキュンです。よむべき。だいすきな小説にまたひとつ追加されました。キュンキュン。
面白いけどありがち?かな..
題名が面白そうなだけに内容がありきたりだと感じた。内容としてはよくありそうな感じで、たまにキュンキュンするところがあった。また読みたい!とかお気に入り!な本にはならないかな。でも読んでいて面白くて、3日も有れば読めました。