会社が教えてくれない「働き方」の授業
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- ¥1,500
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発行者による作品情報
仕事は教えてもらえても、「働き方」は誰も教えてくれない。本書は、給料・時間・評価・人間関係など、「働き方」について知っておきたい22の疑問に答えます。 1、[雇用]会社に残る?転職する? 2、[給料]どれだけ稼げば満足? 3、[時間]残業は会社のせい?自分のせい? 4、[評価]成果主義でやる気になる? 5、[人間関係]同僚はライバル?協力者? 6、[働く意味]「働く幸せ」はどこにある? 働きながら日々感じる漠然とした不安が、社会的にどんな労働問題につながっているのか。その構造、原因を解き明かしながら問題点を指摘し、自分自身の「働き方への考えや立ち位置」を再確認できる一冊です。
APPLE BOOKSのレビュー
労働政策研究・研修機構主任研究員、早稲田大学商学学術院教授の経歴を持つ小倉一哉が2010年に執筆した『会社が教えてくれない「働き方」の授業』。会社員として働いていると、その規模や職種に関係なく、それぞれのルールや制度や慣行に従わざるを得ない。多少疑問に思っていても、日々の業務に追われていると、その一つ一つを深く考える機会はあまりないだろう。本書では、雇用そのものから始まり、給料の仕組みや、残業を含む労働時間、組織内における自分の評価や、社内での人間関係で気をつけるべきこと、さらには、働く意味や働くことによる幸せまで、組織の一員として働いていく中で漠然と感じる不安や疑問を網羅。個々が抱く不安の延長線上にある労働問題について、長年にわたって研究を行ってきた著者が、その構造や原因を働く人に寄り添って解説していく。仕事がすべてではないけれど、人生の大きな、そして重要な一部であるのも仕事。一度立ち止まって納得できる働き方を考える、良い機会になりそうな一冊だ。