依存症治療から理解する【オナ禁】と自慰依‪存‬

本書は「オナ禁と依存症」の加筆 修正した完全版です


今回の本を出版する目的は依存症や脳の構造について理解をしてもらいたいのと


その中でも放置され続けている性犯罪や依存症、オナ禁に焦点をあてて執筆させていただきました


快楽を感じると脳内ではどのようなことが起きているのか、精神医学の観点から説明します


また性犯罪、依存症、治療法に関しても記載していきます


私は精神保健福祉士として病院で精神科ソーシャルワーカーとして依存症治療の現場で働かせていただいています


現代の日本では性の依存症は病気としてほとんど認知されておらず、回復の手段がない状態です


他者には相談できず一人で問題を抱えている人も多いのが現状です


なぜこの分野に興味を持ったかというと


学生時代にオナ禁という物に出会ったからです


半信半疑でしたが禁止することで、様々な効果がえることができるというものでした


実際に効果を実感することができました


しかしオナ禁を継続することが難しく結局日数を伸ばすことがほとんど出来ませんでした


継続していく中で一つの疑問を持つようになりました


これは他の依存症と同じではないかという考えです


当時大学で精神医学特に依存症について専攻していたので依存症の知識は多少持っていたのでこの考えが浮かんできたのだと思います


そしてこの疑問を解決するのが自分の課題になりました


目次

はじめに


資料データ

・人間にとっての性 動物との違い

・年齢による違い

・男性の性行動 ホルモン

・プロラクチン

・性的反応

・ドーパミン

・社会的繋がり

・遺伝的要因

・固定概念

・草食系男子が増えた理由

・精神病との関係

・常識と思わていた行動

・もともと人間には自慰をするという欲求は備わっていない


性犯罪

・性犯罪の概要

・性犯罪者の心理

・性犯罪を犯しやすい性格

・嗜癖行動とは

・依存症を二種類に分けると

・性犯罪事例


依存症

・潜在的な患者の数が多い病気

・依存症の定義

・依存症はなぜなるのか

・薬物依存と同じ

・自己治療をしているという仮説

・精神的依存、身体的依存

・身体的依存の耐性

・依存症の特徴

・アルコール依存症を例に

・依存行動のコントロール

・依存症は最終的に

・依存行動を責めてはいけない

・緊張感がアルコール依存行動を高める

・制限下に置かれた時に依存行動は強くなる

・自分の感情をうまく処理できる人は依存症になりづらい

・幼少期の発育の影響

・遺伝的影響

・苦痛の軽減

・依存行動は間違ったセルフコントロール

・精神障害による影響

・感情の自覚

・依存行動をする悪循環

・依存とトラウマ

・依存行動が回数が増す理由

・回復し始めや退屈な時が危険

・不安を明確な物にする為に

・苦痛の変化させ自分のコントロールできるものにする

・依存症は不可逆

・依存のリスク

・普段から幸せを感じづらくなっている


脳内では何が起きているのか

・脳は生命を維持、子孫を繁栄させる為に最適にプログラムされている

・快楽 ドーパミン

・快楽物質がある理由

・ネズミを使った快楽中枢の実験

・報酬系ドーパミンの分泌

・快楽をコントロールしている部位

・ドーパミンが過剰、不足すると

・依存症の共通点

・脳の変化

・アルコール依存症の場合

・性依存症の基準

・報酬系と快楽の関わり

・人間だけの特殊な行動

・脳には生きいていく、子孫を残すプログラムがされている

・期待感だけでも報酬系が活性化する

・セロトニンの不足

・男性がハマりやすい理由 ドーパミン

・α波 ドーパミンの量が減っている

・強制的にドーパミンを分泌させる

心理的影響

・認知的不況和音

・プラシーボ効果


行われている治療

・更生のためのプログラム

・性依存症の薬物療法

・薬物療法

・認知療法

・治療の方法として

・コーピングスキルの取得

・再発防止の為の段階

・再発を防ぐことは自己の努力だけでは難しい

・問題行動のサイン

・心理的要因

・かつての治療法

・現在の治療方法 認知行動療法

・自助グループ

オナ禁のコツ おまけ

・目標の設定

・衝動が収まら時の対処

・欲望をコントロールするのは前頭葉

・習慣を作る

・辞めざるえない環境を作って脳に習慣づける

・無意識について


おわりに

・他人と愛する人との違い

・以前に執筆した本

・本書を執筆した思い