侵入者 自称小説家 侵入者 自称小説家
――者

侵入者 自称小説‪家‬

    • ¥950
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発行者による作品情報

「殺人事件を被害者の遺族をキャストにした再現劇で解決しよう!」。自称小説家による異様な企ての結末は?


北区十条でクリスマスの朝に発見された一家4人の惨殺死体。迷宮入りが囁かれる中、まだデビューも果たしていない“自称小説家”塚田慎也のもとに、事件の遺族から調査の依頼を受ける。以前、彼が自費出版した未解決の資産家夫婦殺人事件のルポが目にとまり、白羽の矢が立ったのだ。

塚田が調査を進める中で見えてくる、二つの事件の奇妙な共通点。やがて塚田は、あるアイデアを思いつく。遺族をキャストに事件現場で再現劇を行い、犯人をあぶり出すそうというのだ。果たしてこの異様な試みの結末は!?

「自称小説家」の一人語りから、彼が取材した情報を元に書く「〔創作〕『サクリファイス』」という原稿、彼が前に書いた「〔ノンフィクション〕板橋資産家夫婦殺人事件」の原稿、そして、再現劇のシナリオ「脚本『侵入者――Pierrot』」と、様々なテクストが入り混じる、著者得意の叙述トリックが炸裂する。

大好評の折原一「○○者」シリーズ最新刊。狂気の再現劇の観客、それはあなたです。

ジャンル
小説/文学
発売日
2017年
9月5日
言語
JA
日本語
ページ数
432
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.6
MB
絶叫城殺人事件 絶叫城殺人事件
2004年
壁抜け男の謎 壁抜け男の謎
2011年
驚愕の1行で終わる3分間ミステリー 驚愕の1行で終わる3分間ミステリー
2024年
死亡フラグが立ちました! 死亡フラグが立ちました!
2010年
謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー
2017年
あと十五秒で死ぬ あと十五秒で死ぬ
2023年
ミステリーの書き方 ミステリーの書き方
2015年
倒錯の死角 201号室の女 倒錯の死角 201号室の女
1999年
異人たちの館 異人たちの館
2016年
101号室の女 101号室の女
2000年
グランドマンション グランドマンション
2015年
毒殺者 毒殺者
2014年
毒殺者 毒殺者
2014年
誘拐者 誘拐者
2002年
冤罪者 冤罪者
2000年
放火魔 放火魔
2010年
追悼者 追悼者
2013年
行方不明者 行方不明者
2009年