君去りしのち、 君去りしのち、

君去りしのち‪、‬

    • 3.0 • 25件の評価

発行者による作品情報

君去りしのち、僕はずっと頭がおかしかった。

東京都板橋区の高島平団地で、子供達八人が、自らの目をくり貫いた集団自殺が発生した。大林刑事は自殺者達と会っていたとの目撃証言がある、無職の田島を追い、彼の故郷である九州筑豊地方の山間部にある字水野町にむかう。だが田島の行方を探すうちに、各自殺者達の血縁関係をたどると、必ず誰か一人が字水野町出身者であることが判明する。また時を前後して、彼等の家族が失踪、もしくは事故死していたのだ。

大口真神信仰と特異な風習が未だに息づき、商業学園都市として、過疎化からの再生を模索している字水野町。調査を進めるにつれ、地元の郷土史家である土屋から、この町の成り立ちが、隠れ里であることを知らされる。江戸時代黒田藩に発見されるまでは、周辺地域で[朝見ずの里]と噂され、迷い込んだ者達を殺害して、村の場所を外界に知られないようにしていたのだ。さらに田島が中学生のころに付き合っていた祀(故)が、代々この地域を束ねてきたシャーマンの家系であり、すでに解散した狗側降霊会の巫女であることを知る。

刑事としての立場上、胡散臭いと思いながらも、祀の従兄弟である霊能力者原田の協力のもと、自殺した八人と失踪した家族や、シャーマンである祀の過去と、町の特異な風習などの、点と線が繋がろうとしていた。

  • ジャンル
    ミステリー/スリラー
    発売日
    2016年
    1月1日
    言語
    JA
    日本語
    ページ数
    709
    ページ
    発行者
    平木奈織
    販売元
    HirakiNaori
    サイズ
    615.8
    KB

    カスタマーレビュー

    TOHOで映画観たいマン

    正直な感想

    誤字脱字が余りにも多すぎて正直萎える。

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