囲碁で勝つ 自分の棋風の確立法
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発行者による作品情報
さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
世の中には情報があふれています。囲碁に関する情報を得るのは容易なことですが、数多くの情報から、自分にとって価値があるものを選ぶことはできるでしょうか?
そのためには、自分に合った棋風の棋士、いわゆる推しの棋士を選ぶことです。
棋風とは何でしょうか。筆者がアマチュアのころ碁会所では、定石の型で、「〇〇流」という、愛好者の名前がついたものがありました。特に有名な人というわけではなく、そのコミュニティの中での話です。
筆者はそれを聞いて、憧れたものです。自分の名前が付くような手が打てれば良いと考えたものです。そこで、定石の中でも珍しい手を調べたりして、実戦で試したりしました。
「自分の棋風は〇〇流だ」などと、自ら言える人は、そうはいないでしょう。
しかし、「こういう碁を打ちたい」とか、「あの棋士のような碁が打ちたい」などど、漠然とした憧れのようなものを感じることはあります。
本書は、自分の棋風を確立し、楽しい囲碁ライフを送っていただくことが目的です。好きなように打って勝てればそれは最高ですが、たとえ負けても、自分の碁を打つことによる満足感は、必ずや次の対局につながることでしょう。
【著者紹介】
大石筍(オオイシジュン)
現役生活40年を超えるプロ棋士です。
日本の囲碁人口が減少し続けることに危機感をおぼえ、普及活動に取り組んでいます。
人工知能を学び、囲碁の文化的な意義や、生活に役立つような知恵を発信するため、大学院情報学プログラムの修士課程を終了し、修士(学術)の資格を得ています。現在も大学の学部に在籍し、研究室のOBとして学んでいます。
現役生活を続けると同時に、書籍との融合をはかることを模索するユーチューバーとして動画配信も続け、小学生からシニア世代まで、指導碁を続けています。
今後は、囲碁の素晴らしさを一人でも多くの方たちに伝えるべく、執筆活動や動画配信に力を入れてまいります。