失はれる物語 失はれる物語

失はれる物‪語‬

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発行者による作品情報

目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見たて、日々の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが……。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし「ウソカノ」の2作を初収録。

ジャンル
小説/文学
発売日
2006年
6月24日
言語
JA
日本語
ページ数
307
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
1.1
MB

カスタマーレビュー

mocaffe.

読み終えたあとに余韻が残る短編集。

どれも胸が苦しくなるほどの話で感動しました。いままで読んできた乙一さんの作品と違う感じがして新鮮でした。『しあわせは子猫のかたち』と『失はれる物語』が一番すきです◎

モーニング志望

乙一ファン

短編だが前半はかなりの名作揃い。読みやすく、深みがある。
3作目の「傷」は号泣もの

ととまこと

面白い

パンツくんの話が一番面白かった

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