奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語 奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語
奇書の世界史

奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物‪語‬

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発行者による作品情報

本書で紹介する奇書とは、数“奇”な運命をたどった“書”物です。



「かつて当たり前に読まれていたが、いま読むとトンデモない本」

「かつて悪書として虐げられたが、いま読めば偉大な名著」



1冊の本を「昔」と「今」の両面から見ると、時代の流れに伴う価値観の「変化」と「差分」が浮かび上がります。

過去の人々は、私たちと比べ、「どこまで偉大だったか」「どこまで愚かだったか」――。

これらから得られる「教訓」は、私たちに未来への示唆を与えてくれるでしょう。



【目次】

魔女に与える鉄槌

~10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー

台湾誌

~稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」

ヴォイニッチ手稿

~万能薬のレシピか? へんな植物図鑑か? 未だ判らない謎の書

野球と其害毒

~明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」

穏健なる提案

~妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建案

天体の回転について

~偉人たちの知のリレーが、地球を動かした

非現実の王国で

~大人になりたくない男の、ネバーエンディングストーリー

フラーレンによる52Kでの超伝導

~物理学界のカリスマがやらかした“神の手”

軟膏を拭うスポンジ / そのスポンジを絞り上げる

~奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争

物の本質について

~世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る

サンゴルスキーの「ルバイヤート」

~読めば酒に溺れたくなる、水難の書物

椿井文書

~いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書

ビリティスの歌

~古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の独白

月世界旅行

~1つの創作が科学へ導く、壮大なムーンショット

ジャンル
歴史
発売日
2019年
8月23日
言語
JA
日本語
ページ数
209
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
33
MB

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