宮尾登美子 電子全集2『陽暉楼/寒椿』 宮尾登美子 電子全集2『陽暉楼/寒椿』
宮尾登美子 電子全集

宮尾登美子 電子全集2『陽暉楼/寒椿‪』‬

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    • ¥1,600
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発行者による作品情報

高知を舞台に、芸妓として女としての意地と哀歓を描いた2作品を収録。
付録では、遊廓の歴史や知られざる実像を特集!

高知で花開いた妓楼文化を書き残しておきたい――。宮尾のそんな思いから生まれた作品が『陽暉楼』だ。土佐随一の料亭と謳われた陽暉楼を舞台に、芸妓たちの生きざまや土佐の情景を織り込みながら、実存の名妓・桃若(ももわか)の薄幸な生涯を流麗な筆致で綴る。ひとりの男を愛したことで、過酷な運命を歩むことになる桃若の潔さ、心根が涙を誘う傑作だ。
『寒椿』は、置屋に預けられ姉妹のように育った4人の少女が芸妓となり、その後に歩んだ人生の明暗を4章からなるオムニバス形式で描いていく。貧しさ故に身売りされた女たちを雪に埋もれて咲く寒椿に喩えた、宮尾の思いがこもった作品である。
付録は、遊廓社会を研究テーマのひとつとする大阪市立大学・佐賀朝教授に遊廓の誕生から消滅に至るまでの歴史、花街あるいは花柳界ともいわれる遊廓社会の実像などを訊く。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

ジャンル
小説/文学
発売日
2018年
1月19日
言語
JA
日本語
ページ数
771
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
4.4
MB
天璋院篤姫(上) 天璋院篤姫(上)
2007年
鬼龍院花子の生涯 鬼龍院花子の生涯
2011年
天璋院篤姫(下) 天璋院篤姫(下)
2007年
藏 (上) 藏 (上)
1998年
藏 (下) 藏 (下)
1998年
新装版 一絃の琴 新装版 一絃の琴
2008年
宮尾登美子 電子全集3『鬼龍院花子の生涯/楊梅の熟れる頃』 宮尾登美子 電子全集3『鬼龍院花子の生涯/楊梅の熟れる頃』
2018年
宮尾登美子 電子全集4『春燈/湿地帯』 宮尾登美子 電子全集4『春燈/湿地帯』
2018年
宮尾登美子 電子全集5『朱夏/仁淀川』 宮尾登美子 電子全集5『朱夏/仁淀川』
2018年
宮尾登美子 電子全集6『一絃の琴/母のたもと』 宮尾登美子 電子全集6『一絃の琴/母のたもと』
2018年
宮尾登美子 電子全集7『伽羅の香/松風の家』 宮尾登美子 電子全集7『伽羅の香/松風の家』
2018年
宮尾登美子 電子全集8『序の舞/手とぼしの記』 宮尾登美子 電子全集8『序の舞/手とぼしの記』
2018年