小林多喜二 名作集
1万人が選んだ感動の名作集
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1.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
日本を代表するプロレタリア文学作家「小林多喜二」の名作集。
国家権力に抵抗する労働者・農民の姿を描き、
拷問により虐殺されるという壮絶な生涯を送った小林多喜二の名作7作品を収録!
ワーキングプア(働く貧困層)の問題から多くの人々の共感を呼んだ多喜二の作品からは
プロレタリア文学作家としての鋭い視点と共に、多喜二の愛の深さを垣間見ることができる。
多喜二が生きた時代---国家権力に反する思想を抱くこと、ましてや書くことで批判することは生死をかけた戦いだった。
多喜二は悲痛な最後を迎えるまで、国家と戦い続けた。
そんな多喜二の思いは混沌とした現代にも通じるものがあるのかもしれない。
◆もくじ
・蟹工船
・党生活者
・不在地主
・工場細胞
・雪の夜
・防雪林 (旧字旧仮名)
・一九二八年三月十五日 (旧字旧仮名)
◆著者情報
小林多喜二
1903(明治36)年秋田県生れ。
本格的な執筆活動期間は5年に満たないが、
プロレタリア文学史上に残る数々の傑作を生んだ。