小説 雲のむこう、約束の場所
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3.2 • 6件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
もうひとつの戦後の世界。1996年、日本は南北に分断されていた。世界の半分を覆う共産国家群「ユニオン」は「エゾ」を支配下に置き、島の中央にとほうもなく高い、純白の塔を建造しつつあった。その頃、青森県の津軽半島に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は異国の大地にそびえる塔にあこがれ、飛行機で国境の津軽海峡を越え、塔まで飛んで行く計画を立てていた。しかし、浩紀が口を滑らせたせいで、クラスメイトの沢渡佐由理にばれてしまう。さいわいサユリはその飛行機、ヴェラシーラに強い関心を持ち、計画の共犯者になってくれる。浩紀たちと佐由理は、「ヴェラシーラが完成したらサユリを塔まで連れていく」と約束を交わす。ヴェラシーラが完成に近づくにつれ三人の仲も深まるが、サユリはある日、突然、浩紀たちの前から姿を消してしまう――。その約束も果たせぬまま……
カスタマーレビュー
しっしっし
、
深い
話が深くて、何回も何回も読み返すとしみじみと感動が、、、、
いい話。ただ、あかるいシーンが本当に少なく、全体的に暗くひっそりと進んでいく感じがします。
just fit
、
最初の方は
s最初の方は面白かったけど、読むにつれて、なんか男の方がはっきりしない感じでつまらなくなってきた。普通、3年以上も経てば昔の女のことなんて忘れるだろ
可憐^ ^
、
約束のない世界で彼らはどう生きていくか
映画版では描かれていない場面、裏話がたくさん盛り込まれています。
この物語、世界観が好きな方にはぜひ一度読んで欲しい作品です。