平場の月
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4.0 • 76件の評価
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- ¥750
発行者による作品情報
須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代、「太い」感じのする女子だった。50年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。第32回山本周五郎賞受賞の大人のリアルな恋愛小説。
APPLE BOOKSのレビュー
かつて同級生だった50歳の男女が再会し、静かに引かれ合っていく大人の恋愛小説。妻と離婚し、地元に戻っていた青砥健将は、検査で訪れた病院で偶然、中学時代の初恋相手、須藤葉子に再会する。彼女もまた、夫と死別し、地元で独りつつましく暮らしていた。空白を埋めるように、お互いの過去や昔の思い出、これまでの人生を飲みながら語り合う仲になっていく2人。しかし、彼女の体は病魔がむしばみ始めていた…。人生も中盤に差しかかっているからこそ、さまざまな事情を背負い、それぞれ酸いも甘いもかみ分けてきた。若い頃のように恋愛に勢いで飛び込んでいくことはできないけれど、心は揺れてしまう。誰かとつながっていたいと思うのは、年齢を重ねても変わらない。そんな大人たちの淡い心の機微が繊細に描かれていく。派手さはないけれど、胸の奥にともったささやかな光を映し出す静かな愛の物語。
カスタマーレビュー
辛い
自分と重ね合わせてた。俺は奇跡的に助かった。泣いた。
ゆっくり読むことをおすすめ
田村はまだかを読んで、ずいぶん経ちます。
平場の月は、映画化される中で好きな俳優である、堺雅人の名前を見て興味を持ち読みました。
朝倉さんの本は、私には引き込まれてどんどん進んでいくのではなく少しづつ少しづつ読み進めることが合ってます。
田村はまだかの時もそんな読み方をしたことを思い出します。
じっくり読める数少ない本だと思います。