悟浄出世
発行者による作品情報
悟浄は自意識が強く、知識を持つゆえに、妖怪たちの中で一人苦しみ悩み、流沙河に住むさまざまな賢者や隠士を訪ね歩く。三蔵法師に出会う前の悟浄を奔放な発想で描く。1942(昭和17)年7月『南島譚』に収められた。
カスタマーレビュー
haruya-yuda
、
考えすぎてしまう方へ
答えがあるともわからない思考の迷路を出てスタートラインへ
古い表現で書かれているが、古い表現で書かれていることを忘れてしまうほど、自分のことのように感じてしまうほど、身近で「現実味」があった。主人公は妖怪なのに。