



悩んだときに読んでほしい「生き方」の本 前編 〜人間関係、トラブル対策、うまく生きる方法を深掘りする〜
-
-
5.0 • 1件の評価
-
発行者による作品情報
人間関係、トラブル対策、うまく生きる方法を深掘り
今から約42年前、3歳だった私は野球を始め、プロ野球選手になることを夢見ていました。
当時はテレビでもラジオでも、常に野球の中継をやっていた記憶があります。
小学生になり、物心ついた頃にファンだった球団は、西武ライオンズです。
森監督をはじめ、清原選手や秋山選手、工藤投手や渡辺投手などが全盛期で、今見ると恐ろしくなるほどのメンバーが揃っていた時代でした。
当時の私は、ほとんどの時間を野球に費やしていた記憶があります。
机の前に座ることが好きではなく、勉強が大嫌いで、主要5教科の成績はからっきしだめでした。
その一方で体育や音楽、家庭科など、主要5教科以外の成績は抜群でした。
幸い地元・山梨県のなかでも野球の強豪校で、プロ野球選手への道も明るい高校への進学が決まり、より「プロ野球選手になる」という目標が明確になりました。
高校の進路希望調査でも、就職先に「プロ野球」と書いたほどです。
ただ、高校で2回の甲子園を経験しましたが、戦績はいまいちでした。
結局高校時のドラフト会議では、私の名前が呼ばれることはなかったのです。
そこで私は、3年でプロ野球選手への門が開く社会人野球を選択しました。
大学から頂いた誘いは断り、学生から社会人へとなったのです。
社会人になり、これまでの学生時代とは全く違った世界に直面しました。
関わる人々の年齢も上がり、50代や60代の人と話すことも増え、当時19歳だった私は戸惑い、不安を感じていたことを覚えています。
社会人野球なので、仕事と野球のウエイトは野球が大半を占めます。
そのため会社で勤務する時間は少なかったのですが、なかなか会社には馴染めませんでした。
「ずっと仕事をしていると頭も身体もおかしくなるのではないか」とストレートに感じていた記憶があります。
その時に、一生こんなことはできないと感じたことがきっかけで、「人生とは何だろう」と深く追求するようになりました。
ひとたび書店に行けば、自己啓発や精神世界、哲学や宗教などのカテゴリーの棚に居続けたこともあります。
心の持ち方の本や、成功哲学の本などを読み漁ったこともありました。
20歳前後の日々は、人生とは何だろう、生きる意味とは何だろう、ということばかりを考えていたのです。
ところが、いくらそういうカテゴリーの本を読んでいても、ほとんどが抽象的であり、自分には当てはまりませんでした。
ハウツー本も多く、参考程度にしかならなかったのです。
この時に、将来的には自分自身で書籍を書きたいと強く思いました。
そうして完成したのが、本書となります。
この本では、これまで私が学んできたことを噛み砕いてまとめつつ、実際の経験談も記しています。
私が悩んでいた時や苦しかった時、あるいは突破口を探していた時に、どんな心のあり方、あるいは気の持ち方をしていたのか、伝えたいことを中心にまとめました。
読んだ方に気づきを与えたい、そして必要に応じて実践してほしいと思っています。
ぜひ前編・後編の2冊をお読みいただき、ご自身の人生のプラスアルファとしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。
【目次】
はじめに
第1章 人間関係に潜む悩みやトラブルを解決する方法
1.自分を変えれば周りの人も変えられる
2.トラブルを解決するには平常心が大切
3.傷つきやすい人と傷つきにくい人を分ける特徴
4.家族間のトラブルを防ぐために対話する
5.「人のせい」ではなく自分の非を認める
6.着地点を決めてから解決方法を探る
おわりに
【著者プロフィール】
大竹一彰
会社経営者
東京都を拠点とし、複数の事業を営む。
一次産業を含む様々な事業経験があるため、他業種の良い部分を取り入れた、新しい事業モデルの構築を得意としている。
また成功経営者のパイプも多いため、業種別の成功事例についても豊富な情報を持っている。
過去に約2億円以上の詐欺にあった経験から、自分の無知さに気付き、「知らないことは罪だ」という思いを抱いた。
そこでその道の専門家から直に学ぶ、広いつながりを活かして情報収集を行うなど、現在まで深く広く学び続けている。
海外の人脈もあり、日本と海外の違いや、日本の中から見た日本、海外から見た日本について、ビジネス観点からも考察を行う。
その視点を活かし、国内の法人や個人のサポートもしている。
2023年に入り、企業間マッチングプラットフォーム「ENGI」をリリースした。
これは中小企業に特化した会員制の情報収集媒体であり、現在も会員数は増え続けている。