戦端 武商繚乱記(一) 戦端 武商繚乱記(一)
武商繚乱記

戦端 武商繚乱記(一‪)‬

    • 3.4 • 8件の評価
    • ¥750
    • ¥750

発行者による作品情報

大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘をわけがあることを
承知で娶ったにもかかわらず、裏切られてしまう。妻の不貞を許せなかった小鹿は、
義父の和田山に妻を公然と突っ返すという方法に及ぶ。これが原因で、東町奉行所内では、
同僚たちからも距離を置かれて居心地がよくない日々を過ごしていた。
鬱憤をはらそうと大坂の遊郭に足を向けたものの、なぜか客引きをされない。
理由は、大商家が「総揚げ」すべての見世を貸し切っていたからだ。
その商家の名は、淀屋。西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、売る権利を持ち、莫大な富を得ていた。
淀屋に借金をする大名もあらわれ、参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。
幕府も忸怩たる思いで、ついに時の老中首座・土屋相模守が手を打つことに。
一介の同心・小鹿は、商魂たくましい上方の豪商と武士の沽券をかけた争乱に巻き込まれていく。
吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説、堂々開幕!

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
7月15日
言語
JA
日本語
ページ数
304
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
2.2
MB
隠密鑑定秘禄二 恩讐 隠密鑑定秘禄二 恩讐
2022年
町奉行内与力奮闘記三 権益の侵 町奉行内与力奮闘記三 権益の侵
2016年
隠密鑑定秘禄三 下達 隠密鑑定秘禄三 下達
2023年
涅槃の雪 涅槃の雪
2014年
徳川家康(10) 無相門の巻 徳川家康(10) 無相門の巻
1987年
徳川家康(17) 軍荼利の巻 徳川家康(17) 軍荼利の巻
1988年
妾屋昼兵衛女帳面  側室顚末 妾屋昼兵衛女帳面  側室顚末
2011年
遺臣 百万石の留守居役(四) 遺臣 百万石の留守居役(四)
2014年
分断 百万石の留守居役(十二) 分断 百万石の留守居役(十二)
2018年
騒動 百万石の留守居役(十一) 騒動 百万石の留守居役(十一)
2018年
波乱 百万石の留守居役(一) 波乱 百万石の留守居役(一)
2013年
舌戦 百万石の留守居役(十三) 舌戦 百万石の留守居役(十三)
2019年
用心棒稼業~芋洗河岸(2)~ 用心棒稼業~芋洗河岸(2)~
2024年
陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~
2024年
一人二役(いちにんふたやく)~吉原裏同心(38)~ 一人二役(いちにんふたやく)~吉原裏同心(38)~
2022年
二枚の絵 柳橋の桜(三) 二枚の絵 柳橋の桜(三)
2023年
夢よ、夢 柳橋の桜(四) 夢よ、夢 柳橋の桜(四)
2023年
蘇れ、吉原~吉原裏同心(40)~ 蘇れ、吉原~吉原裏同心(40)~
2023年
悪貨 武商繚乱記(二) 悪貨 武商繚乱記(二)
2023年
流言 武商繚乱記(三) 流言 武商繚乱記(三)
2024年