政治はケンカだ! 明石市長の12年 政治はケンカだ! 明石市長の12年

政治はケンカだ! 明石市長の12‪年‬

    • 4.8 • 5件の評価
    • ¥1,900
    • ¥1,900

発行者による作品情報

閉塞しきった日本の政治を、たった一人で変えた市長の「闘いの記録」
議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ――周囲は敵だらけの四面楚歌
権力闘争に勝ち抜く「秘策」がここにある

「冷たい社会を優しい社会に変える」10歳でそう決意して48歳で念願の明石市長になった泉房穂は、利権渦巻く政治闘争に巻き込まれる。地元財界・宗教団体と癒着する市議会、職員を抱き込み改革に抵抗する副市長、県と日教組が手を組んで牛耳る歪んだ教育制度、反対勢力のリークを垂れ流すマスコミ……。何度も挫けそうになりながら「日本一の子育て政策」を実現した改革市長を支えたのは、市民の圧倒的支持と、幼少期から身につけていた「ケンカの技法」だった。

(主な内容)
・世の中何かが間違っている
・故郷の明石を誰よりも愛し、誰よりも憎んだ
・わずか69票差で勝った市長選挙
・一人も味方のいない檻の中
・口利きをしてカネをもらう市議会議員
・暴言辞職、そして出直し選挙
・議会・職員・マスコミからの総攻撃
・発言をずっと隠し撮りされていた
・初めて明かす「政治家引退」の真相
・橋下徹くんに言われて反省したこと
・市長に予算と人事の権限がないだと?
・市役所のドン・副市長という存在
・霞が関キャリア官僚なんて優秀じゃない
・財務省と厚労省の醜い争い
・都道府県は不要どころか害悪
・県と日教組が手を組む歪んだ教育制度
・自民党の選挙はゼネコンと宗教団体頼み
・時代に取り残された新聞に未来はない
・官僚に引け目を感じる東大卒の朝日新聞記者
・子育てに注目が集まるのを嫌がる男たち
・市民は「テレビのウソ」に気づいている
・日本の「次のリーダー」の有資格者は誰だ

(聞き手の政治ジャーナリスト・鮫島氏コメント)
本書の対談で最も印象に残ったのは「私は故郷・明石のことを心から憎み、心から愛してるんです。まだ消えない理不尽に対して、誰よりも強い憎しみを抱いている」という泉さんの言葉だった。故郷に対する愛と憎しみの果てに、冷たい社会を優しい社会へ変える激しい政治闘争を繰り広げてきたのだ。
――「あとがき」より

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2023年
5月1日
言語
JA
日本語
ページ数
272
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
5.9
MB
小泉純一郎独白 小泉純一郎独白
2016年
田中角栄回想録 田中角栄回想録
2016年
国家の怠慢(新潮新書) 国家の怠慢(新潮新書)
2020年
反回想――わたしの接したもうひとりの安倍総理 反回想――わたしの接したもうひとりの安倍総理
2024年
日本中枢の狂謀 日本中枢の狂謀
2017年
トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲
2016年
社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂) 社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂)
2023年
わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇 わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇
2024年
子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~ 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~
2019年
日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来
2023年
少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか? 少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?
2023年
社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂) 社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂)
2023年
政治家の喧嘩力 政治家の喧嘩力
2023年
熔ける 再び そして会社も失った 熔ける 再び そして会社も失った
2022年
安倍晋三 回顧録 安倍晋三 回顧録
2023年
暗殺 暗殺
2024年
わが投資術 市場は誰に微笑むか わが投資術 市場は誰に微笑むか
2024年
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版
2017年