文化人類学入門
他者と出会い、自己を知るための旅
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- ¥300
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発行者による作品情報
私たちの「当たり前」は、本当に普遍的なものだろうか?
米を主食とする日本人にとって、パンを主食とする人々の暮らしは? 神話を語る社会と、科学を重んじる社会の世界観の違いは?
この本は、あなたの世界の見方を変える「文化人類学」への招待状です。文化をレンズとして、世界中の多様な人々の暮らしや価値観を、その内側から深く理解する旅に出かけましょう。
フィールドワークでの「参与観察」を通して、研究者が異文化の驚きと困難に直面しながら、どのようにその文化の「心」を捉えていくのかを追体験します。
言語が思考を形作る仕組み、食料獲得の様式が社会構造に与える影響、多様な家族の「かたち」、政治システムやジェンダーの構築、そして宗教や芸術を通した人間的な「表現」。さらに、グローバル化する現代社会、AIなどの技術がもたらす未来の文化変容まで、文化人類学の幅広い視座が凝縮されています。
他者を知ることは、鏡で自分自身を見つめ直すこと。この旅の終わりには、あなたはきっと、より客観的に、そしてより寛容な目で世界を捉えられるようになっているでしょう。自己と他者への深い理解に満ちた、知的な冒険の始まりです。