[新訳]方丈記 [新訳]方丈記

[新訳]方丈‪記‬

乱世を生き抜くための「無常観」を知る

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発行者による作品情報

「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる有名な本著は、人の世のはかなさを主題とした日本古典の三大随筆の一作。1185年に京都を襲った大地震の経験を初め、大火、地震、飢餓などで命を失う無数の人々の運命が描かれた「無常」の文学とされている。しかし、併せて著者が20代から約40年間に目の当たりにした災害について、「男女死ぬるもの数十人」「飢え死ぬるもののたぐい、数もしらず」など、被害の惨状を映しだす「災害の文学」でもあった。 『方丈記』が誕生したのは建暦2(1212)年、今年で800年を迎える。災害日本から生まれた厳しい諦観であり、自然と共生するための独自の思想といえる「無常」が感じられる1冊である。

ジャンル
小説/文学
発売日
2012年
4月26日
言語
JA
日本語
ページ数
224
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
2.3
MB
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