• ¥850

発行者による作品情報

「畿内」という呼称がある。

昔から都と都に近い京都南部、奈良・大阪のほぼ全域、兵庫南東部は古くから「畿内」と呼ばれ、

日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。

ところが、滋賀は京都のすぐお隣なのに「畿内」に含まれていないのだ。

滋賀といったら、古代には都(大津京)が設けられ、「近江を制するものは天下を制す」といわれたほどの要衝の地。

にもかかわらず、まるで関西からハブられているような哀しさ……。



滋賀が目立たない要因は「通過県」という地域性にもある。

人の往来が活発で、当地に留まらずに通り過ぎてしまう「畿内の窓口」だった土地柄。

有名な近江商人にしても積極的に外に出ていって活躍している。

人の通過県にして流出県でもあるから、どうしても印象は薄くなってしまいがちだ。



ところが近年の滋賀には劇的な変化が起きている。

農業県から工業県へのシフトチェンジに成功し、人が流入する県に生まれ変わったのだ。



意外な発展による劇的で大規模な変化は、滋賀の根本(伝統)を揺るがす危険性をはらんでいるかもしれない。

そうした県内の現状を踏まえ、滋賀の将来が「三方よし」となれるか否か、本書で探っていきたいと思う。

ジャンル
参考図書
発売日
2014
7月2日
言語
JA
日本語
ページ数
147
ページ
発行者
マイクロマガジン社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
78.3
MB

地域批評シリーズ編集部, 岡島慎二 & 土屋幸仁の他のブック

このシリーズの他のブック