杜子春 杜子春

Publisher Description

中国の古典『杜子春』を童話化した作品で、1920(大正9)年に児童文学者、鈴木三重吉が主宰する雑誌『紅い鳥』に発表された。かつては裕福な家庭の息子だった若者、杜子春はいまでは落ちぶれて、その日の暮らしにも困るほどの生活に苦しんでいた。そんな彼の前に、ある日、ひとりの老人が現れる。老人は不思議な力で、杜子春を再び贅沢な暮らしに引き戻す。しかし、またしても財産を使い果たした杜子春は、老人が仙人であることを知ると弟子になることを懇願する。そのために、何が起きても喋らない事を約束するのだが……。不思議な力に翻弄される杜子春の姿を通して、「幸せとは何か?」を問いかけていく。原典は、中国唐代の伝奇小説、鄭還古作『杜子春伝』。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
1924
July 2
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
17
Pages
PUBLISHER
Public Domain
SELLER
Public Domain
SIZE
551.8
KB

Customer Reviews

涙の輝き ,

芥川賞の元になっている芥川龍之介の杜子春。あらためて読んでみるとお金持ちも仙人も夢みたいなものなんだなぁと感じました。

読みやすい文字数で有名な文豪の作品が読めるのが有難いです。

scicne ,

初読書

こういう類の本を初めて読んで、純文学のハピエンを初めて知りました。面白い。もっとこれからも読みたい。

紫のハス ,

正直に生きることが心地よいことに気がつく

母の愛は無償の愛であることを表現している 今だけ、お金だけ、自分だけの人生は心地よいものではない
続く、続けるために、必要なものを適時適切に準備して、他者に分け与えることで心地よく生きることができることを教えて頂きありがとうございます

杜子春 芥川龍之介:約25分朗読音声 MP3付 杜子春 芥川龍之介:約25分朗読音声 MP3付
2018
宮本武蔵 宮本武蔵
2018
神様の御用人9 神様の御用人9
2020
呪(しゅ)の血脈 呪(しゅ)の血脈
2018
後宮の烏6 後宮の烏6
2021
神の庭付き楠木邸6 神の庭付き楠木邸6
2024
羅生門 羅生門
1919
蜘蛛の糸 蜘蛛の糸
1922
鼻 鼻
1990
地獄変 地獄変
1999
桃太郎 桃太郎
1928
芥川竜之介全集 芥川竜之介全集
2015
パンドラの匣 パンドラの匣
1949
セロ弾きのゴーシュ セロ弾きのゴーシュ
1894
グッド・バイ グッド・バイ
1943
風の又三郎 風の又三郎
1955
ヴィヨンの妻 ヴィヨンの妻
1954
三四郎 三四郎
1912