格差という虚構 格差という虚構

格差という虚‪構‬

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発行者による作品情報

格差の問題を前にして、我々はいったい何を求めているのか。人々を選別する〈能力〉とは何か──。学校は格差再生産装置であり、遺伝・環境論争の正体は階級闘争だ。だが、メリトクラシーの欺瞞を暴いても格差問題は解けない。格差は絶対になくならないだけでなく、減れば減るほど人間を苦しめる。平等とは何か。平等は近代の袋小路を隠すために我々の目を引きつける囮であり、擬似問題にすぎない。世に流布する議論の誤解を撃ち、真の問いを突きつける、著者最後の虚構論。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2021年
11月10日
言語
JA
日本語
ページ数
361
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.3
MB
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