答えのない世界を生きる 答えのない世界を生きる

答えのない世界を生き‪る‬

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発行者による作品情報

常識から目を覚ますために。大いなる知性が紡ぐ「考えるための道しるべ」



本書は、2003年に現代書館から上梓した『異邦人のまなざし』の改訂版である。出版から15年近く経ち、学問や大学に対する私の思いは少なからず変化した。新たに考えたことを加筆し、私のフランス生活を再び反省してみた。そして自伝的性格の強かった原著の内容を一般化して、考えるための道しるべとして書き直した。異邦人や少数派が果たす役割をより掘り下げ、開かれた社会の意味を考察する。(「はじめに」より)



今日の異端者は明日の救世主かもしれない

中世の宗教裁判や魔女狩り、ナチス・ドイツ、ソ連、中国の文化大革命、カンボジアのポル・ポト率いるクメール・ルージュ、そして大政翼賛会や特別高等警察も、正しい世界を作ろうとした事実を忘れてはならない。正しい世界の構想を誤ったのではない。普遍的真理や正しい生き方がどこかに存在するという信念自体が危険なのだ。(本文より)

ジャンル
小説/文学
発売日
2017年
7月31日
言語
JA
日本語
ページ数
320
ページ
発行者
祥伝社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.1
MB
社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会> 社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会>
2013年
増補 責任という虚構 増補 責任という虚構
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格差という虚構 格差という虚構
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