『民衆こそ王者』に学ぶ 「民音・富士美」の挑戦
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Publisher Description
「スカラ座の“引越し公演”」「冷戦下、ソ連と中国が共演」。
「政治」「国家」を超えて、不可能を可能にした「文化」の物語。
『新・人間革命』の副読本として最適!
文化の揺籃たる民音・富士美の50年にわたる建設の歴史を追う!
Customer Reviews
クマの穴
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追えば追うほど巨きくなる
民音について知らなかったことばかり書かれてました。むかし八王子で開催された「キャパ&キャパ展」についても触れられてますが、当時行った記憶が蘇りました。何がきっかけだったのか忘れてしまいましたが、一人で行きました。もともと絵画や写真の展覧会へ足を運ぶ習慣はなかったのですが、今ではこれはと思った絵や写真の展覧会には足を運んでます。自分の人生の中で初めて写真の展覧会というものに行ったのは「キャパ&キャパ展」で、実際に一流の芸術に接することで自分の中に眠ってた感性が触発され育ったような気がします。本書を読み、民音設立者である池田大作氏の思いの一端を知ることができたと思います。また、命がけでナチスからルーヴル美術館のコレクションを守ったフランス芸術界の大御所ルネ・ユイグ氏、彼の池田大作氏撮影の写真作品へ寄せる並々ならぬ思いを知ることができたのもよかったです。また著名な写真家斎藤康一氏が池田氏について「追えば追うほど巨きくなる」と残した人物評も本書では紹介されてますが、同感です。池田氏が撮影された写真の多くを身近な場所で、いつでも鑑賞できる常設展示の場があればいいのにと願ってます。