池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~
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4.4 • 21件の評価
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- ¥1,400
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発行者による作品情報
中東情勢の基本が驚くほどよくわかる。
国際紛争の震源地ともいえる中東。
イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。
なぜこんなことになってしまったのか?
その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか?
池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。
自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか?
大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。
理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。
本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。
中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
カスタマーレビュー
中東入門書のひとつ
旅行きっかけに読んでみました。 ①シリア混迷 ②イスラエルとパレスチナの中東問題 ③3宗教の成立ち このあたりの理解が深まる。 ✡️ユダヤ教 紀元前13世紀 信者約1400万人 一神教 ヤハウェ 旧約聖書 預言者モーセがヤハウェと契約 ✝️キリスト教 1世紀 信者約20億人 一神教 ゴッド 旧約聖書,新約聖書 イエス死後の弟子によるキリスト教運動 ☪️イスラエル教 7世紀 信者約12億人 一神教 アッラー コーラン ムハンマドが天使ガブリエルよりアッラーの啓示を受け
2019/11/10読了 2020/2/8 感想9
中東を学び
わかりやすい!多くの人がこの書を手にし中東地域の事情を理解することでニュースの見方が変わると思いますよ。中東地域ってなんか怖いって思っている人沢山いると思うけど、これを読んだら同じ人間なんですねーって感じで。それにしても宗教や民族の違いによる対立や大国の利害が多くの途上国を振り回し発展を遅らせていることは悲しい現実です。同時に、これが人間の食物連鎖だとして日本人が豊かに暮らせているのは遠因としてこのような事実があるのではないかと思います。そしてインターネットの普及が世界の平準化がはやめるのではと思います。それはやがて中東地域に平和をもたらすと思います。