消された一家―北九州・連続監禁殺人事件‪―‬

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    • ¥650
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発行者による作品情報

七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいた──。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2009年
2月1日
言語
JA
日本語
ページ数
329
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
844.8
KB

カスタマーレビュー

hiro3420

読み応えあり

一気に読めます。確かに真実は今となっては定かではありませんが、こんなことになるんですね。人間は弱い生き物なんですね。

ポルノグラフィティ愛

人の弱さを学びました。

とても興味深い内容でした。
読むに耐えないと思うほど、死亡までの経過や、殺害の手順などが生々しく記録してありました。
他のレビューでもありましたが、物語形式に近く、非常に読みやすい内容でした。

この本を読んで学習性無気力というものが人にどのようにして影響を与えるのか、人の持つ道徳心や善良な心というものがどれほど不安定で曖昧なのかを窺い知ることができた気がします。

人が悪魔になることはきっかけさえあれば簡単なのだろうなと。

この本からは本当に学ぶことが多かったように感じます。人の意志の弱さや、恐怖心による影響の強さがどれほどのものなのか、忘れないようにすべきですね。

にゃんコロ♪

読みやすかった

現実に、こんな凄惨な事件が起こっていたことを初めて知り、ビックリした。
裁判記録がそのまま書かれているのではなく、ちゃんと物語になっていて、読みやすかった。

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