熱き心、炎のごとく 男たちのH-IIロケット 天空へ
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発行者による作品情報
日本が誇る純国産ロケット、H-II。
それは、日本の先端技術の粋を尽くした、技術者たちの意地の結晶だった。
昭和30年代の開発黎明期から、平成6年のH-IIロケット打ち上げ成功まで、40年にわたる男たちの熱き戦いを、2週に渡って、放送する。
「ロケット開発の父」と言われる東大教授糸川英夫が、日本初のロケット発射実験を 行ったは、昭和30年。使われたロケット「ペンシルロケット」は、大きさ23センチの小さなものだったが、その影響は計り知れなかった。この実験を知り、多くの若者がロケット開発を志していく。
しかし、その後のロケット開発は苦難の連続だった。計画は難航し、ついにアメリ カの技術を導入することを余儀なくされる。技術の一部は、日本の技術者は全く見ることのできない「ブラックボックス」になっていた。
国産ロケット計画実現に向けての技術者たちの執念の戦いを描く。