猫なんかよんでもこない。
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- ¥800
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発行者による作品情報
『クロ號』の杉作の最新作! ほんとうにあった、猫と男の物語。 ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
APPLE BOOKSのレビュー
2匹の捨て猫と貧しいプロボクサーのミツオが、心を通わせていく実録マンガ「猫なんかよんでもこない。」。もともと猫が嫌いだったという著者は、その習性をまったく知らず、我流で世話をしては引っ掻かれたり、タイトル通り、呼んでも知らん顔されてしまったりする。されど著者なりの愛情を注ぎ、猫のことを理解しようと奮闘する姿は微笑ましく、その熱意に応えるように飼い主に懐いていく猫たちはとても愛らしい。猫との暮らしの楽しさを実感させてくれる一方で、きれい事だけでは済まされない一面を教えてくれるのが、多くの人の共感を呼ぶ理由の一つだろう。獲物を捕獲したり、縄張り争いを繰り広げる本能についてもきちんと描写し、生き物を飼うことは生易しいことではないことを伝える、真摯かつ誠実な視点が胸に響く。著者はプロボクサーを辞めた後、猫たちの目線から何気ない日常を描いた「クロ號」で漫画家としてデビュー。その後も猫にまつわる物語を描き続けている。苦手だったはずの猫たちが家族に加わったことで孤独から救われ、さらには新しい道を拓いてくれた。彼にとって猫たちは、まさに幸運をもたらす招き猫だったのかもしれない。
カスタマーレビュー
ただ、猫だけ…
何もないただ猫といるだけの生活…。
淡々とした猫と過ごす時間…。
たいした山場のない内容…。
だけど、しんみりと心にしみるのはなぜなんだろう…?
かなしい漫画
人間の無責任さに、ただただ胸糞が悪くなる結末
猫好きにはつらい
絵は可愛らしくテンポもよく読みやすかった
とてもよかったです
心温まる話です。
映画を見てこの漫画を知りましたが、どちらでも泣きました。とても大好きな漫画です。
クロ號も読みます。クロとチン子に、出会えて良かった。