生きる──どんなにひどい世界でも 生きる──どんなにひどい世界でも

生きる──どんなにひどい世界で‪も‬

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発行者による作品情報

「一人で死ねばいい」そんな言葉が飛び交う今に送る一冊。

生きづらさの正体は何なのか──。

現代社会の病理はどこにあるのか──。

脳科学者と臨床心理学者の対話と考察から、

「いのち」が動きはじめ「世界の見え方」が変わります。



《プロローグ》

生きることを照らすために 茂木健一郎

君に生きていてほしい 長谷川博一



■第1章■なぜ この世界は生きづらいのか

「生きづらさ」はどこから来るのか?

どの記憶にアクセスするかで人格は定義される

人を分類することが「生きづらさ」につながる

大事なのは見立て後の「寄り添い」

カウンセラーは魔法使いではない

「異質な他者」への攻撃はなぜ起こるのか

附属池田小事件の宅間守との接見でわかったこと

人間に自由意志などない?



■第2章■なぜ ありのままで生きられないのか

スタンダードな「世間」と自分の立ち位置

社会のど真ん中にいる人も苦しさを抱えている

カウンセリングの目標は「自己受容」

すべての「個性」はフラットである

特殊な能力をもっている子もそうでない子も全く対等

自分の人生の中では誰もがみな主人公

「自己受容」と脳の関係



■第3章■なぜ 社会や世間に追い詰められるのか

SNSでの攻撃は個人的な「怒り」の投影?

理屈は感情を「後追い」する

「人間」への興味が薄れる時代

何者でもない自分が許されにくくなっている

社会の中でのポジションは自己肯定に必須?

みんな、なんのために「ちゃんとしてる」の?

「ゲーム」依存は病気で「将棋」依存が病気じゃないのはなぜか

プリンシプルよりも世間の空気が優先される日本

原石のような子どもたちと、彼らを取り巻く「リアル」

今、世界はスマホの向こうにある



《モノローグ》

忘れている「自分」と結び合う 茂木健一郎

苦い思い(カウンセリングの現場から) 長谷川博一



■第4章■これからの世界はどう変わるのか

歪んだ社会を生きる子どもたち

人間のポイント化と人工知能による選別

究極の人工知能は揺らげない

科学が扱えるもの、科学では扱えないもの

メッセージ・イン・ザ・ボトル



■第5章■新しい世界を生きるために

今いる場所で何ができるのかを考える

アインシュタインの「弱さ」は誰も責められない

子育ての最大の目的は、親の影響が0に近づくこと?

私たちの脳はいつだってやり直せる

ピッチの上を必死で走り回るように生きたい



《エピローグ》

人生が虚無だとしても 茂木健一郎

決めてしまわないこと 長谷川博一

ジャンル
健康/心と体
発売日
2019年
7月19日
言語
JA
日本語
ページ数
113
ページ
発行者
主婦と生活社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
2
MB
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