最高の雑談力 結果を出している人の脳の使い方
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3.6 • 34件の評価
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
グローバル化やIT化が進み価値観が多様化してくると、何か高いビジネススキルがなければ生き残れないと思いがちだ。しかしこれらのスキルよりも重要なのは、実は「雑談力」である。本当の雑談はとてもクリエイティブで、新しい発見があったり、アイデアを生み出したり、気づかない魅力を引き出したりする。そしてこの能力は、AI(人工知能)には決して真似ができないものだ。脳科学の見地から解き明かす茂木流コミュニケーションの決定版!
APPLE BOOKSのレビュー
取るに足らないことと考えられていた“雑談”に秘められた可能性に気づかせてくれる実用書。AIが人間の能力を凌駕する日は既に来ている。メディアにも出演し、発信力の高い筆者が、人間がAIに勝てる唯一のものが雑談にこそあると説く。多様な人々が暮らす社会で、より深く相手を知り、自分を知ってもらう手段こそが雑談。他愛もない会話の中に、リサーチやマーケティング、アイデアなど生きる上でのさまざまなヒントが隠されている。むしろ、ITが発達してメールやSNSでしかコミュニケーションをとれない人が増え、人間関係が希薄になっている現代だからこそ必要なスキルともいえる。雑談力を向上させるためのテクニックや、相手との関係を深める良い雑談、悪口を言うだけで何も生まれない悪い雑談など、実例を示しながら解説。自己啓発ではなく、脳科学者的なアプローチで、雑談を通じて脳機能が活性化するという分析が興味深い。
カスタマーレビュー
なるほど
冒頭読み進めていた時は、こちらの書籍のセールストークのような部分が多く、茂木先生どう話を展開させて広げていかれるのかと思ったんですが、さすがですね。率直に面白かったです。雑談力といってもテクニックに偏る事なく、茂木先生ならではの脳科学の裏付けを交えながら、「話す事」の持つ本来の楽しさと大切さを説かれています。共感できることが随所にあり、スッと読み進められると思います。自分もヒト、雑談相手もヒトならお互いに共感/反感を持つことは必ずあるはずで、時間を共有する相手をいかに大切に思い楽しい時間を過ごしてもらえるか一歩進んで考えてみたいと思わせる本でした。