知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこ‪と‬

    • 4.7 • 9件の評価
    • ¥1,000
    • ¥1,000

発行者による作品情報

立花隆を要約するのは非常に困難である。まさに万夫不当にして前人未踏の仕事の山だからだ。時の最高権力者を退陣に追い込んだ74年の「田中角栄研究ーその金脈と人脈」は氏の業績の筆頭として常に語られるが、ほぼ同時進行していた『日本共産党の研究』で左翼陣営に与えた激震はそれ以上のものがある。


『宇宙からの帰還』にはじまるサイエンスものでは、『サル学の現在』でサルと人間に細かく分け入り、『精神と物質 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか』でノーベル賞科学者の利根川進に綿密な取材を施し、『脳死』では安易な脳死判定基準に鋭く切り込んだ。科学を立花ほど非科学者の下に届けてくれた書き手はいない。浩瀚な書物である『ロッキード裁判とその時代』『巨悪vs言論』『天皇と東大』『武満徹・音楽創造への旅』は余人の及ばない仕事であり、また旅を語っても、哲学、キリスト教、書物を論じても冠絶しておもしろい。


立花隆はどのようにして出来上がったのか、そして何をしてきたのかーー。それに迫るべくして、彼の記憶の原初の北京時代から、悩み多き青春期、中東や地中海の旅に明け暮れた青年期、膀胱がんを罹患し、死がこわくなくなった現在までを縦横無尽に語りつくしたのが本書である。彼が成し遂げた広範な仕事の足跡をたどることは、同時代人として必須なのではないだろうか。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2020年
1月20日
言語
JA
日本語
ページ数
416
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
18.4
MB
旅の途中 旅の途中
2013年
おはなし おはなし おはなし おはなし
1997年
「私」という男の生涯 「私」という男の生涯
2024年
極端こそ我が命 極端こそ我が命
2020年
麻原彰晃の誕生 麻原彰晃の誕生
2006年
宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由 宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
2014年
がんを消す免疫薬の真実【文春e-Books】 がんを消す免疫薬の真実【文春e-Books】
2018年
宇宙からの帰還 新版 宇宙からの帰還 新版
2020年
死はこわくない 死はこわくない
2018年
四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説
2014年
田中角栄研究全記録(上) 田中角栄研究全記録(上)
1982年
中核VS革マル(上) 中核VS革マル(上)
1983年
永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック) 永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック)
2021年
合本 この国のかたち【文春e-Books】 合本 この国のかたち【文春e-Books】
2016年
老人支配国家 日本の危機 老人支配国家 日本の危機
2021年
現代ロシアの軍事戦略 現代ロシアの軍事戦略
2021年
ヒトの壁(新潮新書) ヒトの壁(新潮新書)
2021年
ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか
2021年