硝子戸の中 硝子戸の中

Publisher Description

「硝子戸の中から外を見渡すと、霜除けをした芭蕉だの、赤い実の結(な)った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼につくが、その他にこれといって数え立てるほどのものはほとんど視線に入ってこない。」胃の大病を患って外出もままならない漱石が、書斎の中で静かに人生と哲学を語った漱石最後の随筆集。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2015
November 16
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
90
Pages
PUBLISHER
オリオンブックス
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
1.2
MB
こころ こころ
1918
吾輩は猫である 吾輩は猫である
1909
坊っちゃん 坊っちゃん
1906
夢十夜 夢十夜
1992
それから それから
1998
三四郎 三四郎
1912