籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き‪】‬

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    • ¥2,000
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発行者による作品情報

すべてを許したい。

そう思える友がいる。

最後に芽生える真の友情に、

あたたかい涙が止まらない――



孤独な弁護士と人殺しの罪を背負う男。残酷な運命と過ちを知り、それでも友達でいたいと思う。二人は「過去」という「籠」から羽ばたけるのか。

著書25作目、もっともハートフルな長篇ミステリーの誕生!





《あらすじ》

父親を亡くしたばかりの弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は川越の家で暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るくてお調子者の亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、衝撃の事実を知る。母は結婚前に快彦を妊娠していて、快彦に知られてはならない秘密を抱えていた。そして、出生の秘密は亮介の傷害致死事件とも繋がっていく。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。





《著者より》

ずっと描きたかった友情の物語です。自著で一番好きな作品になりました。ひとりでも多くの方に届いてほしい物語です!





《編集担当者より》

読後、こんなに心があたたまるミステリーは他にありません。つらい過去を背負った二人が共に暮らすことで成長し、受け入れ合う――とてもシンプルなストーリーです。その中に薬丸さんは、他人と触れ合うことの喜びと難しさ、人殺しの罪と贖罪、そして、ミステリーの面白さを凝縮させています。少年犯罪や理不尽な殺人事件など、重厚なテーマに挑み続けてきた薬丸さんだからこそ書き切れた最高の人間ドラマになりました。私はこの作品が大好きです。





【電子書籍版特典付き】

電子書籍版の特典として、巻末に直筆原稿の画像を収録してあります(100枚超)。

物語の途中までとなりますが、直筆原稿であることや、赤字が入った推敲の様子も見られるなど、作家の創作の過程に触れられるような特典となりました。

是非お楽しみください。

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2024年
7月25日
言語
JA
日本語
ページ数
350
ページ
発行者
双葉社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
46
MB
4ページミステリー 60の奇妙な事件 4ページミステリー 60の奇妙な事件
2015年
無花果の実のなるころに 無花果の実のなるころに
2013年
ラストナイト ラストナイト
2016年
ラストナイト ラストナイト
2019年
鎌倉香房メモリーズ2 鎌倉香房メモリーズ2
2015年
鎌倉香房メモリーズ4 鎌倉香房メモリーズ4
2016年
友罪 友罪
2015年
刑事のまなざし 刑事のまなざし
2012年
悪党 悪党
2012年
虚夢 虚夢
2011年
その鏡は嘘をつく その鏡は嘘をつく
2016年
刑事の約束 刑事の約束
2016年
あなたが殺したのは誰 あなたが殺したのは誰
2024年
監禁依存症 監禁依存症
2023年
彼女が最後に見たものは 彼女が最後に見たものは
2021年
禁忌の子 禁忌の子
2024年
悪い夏 悪い夏
2020年
あの日、君は何をした あの日、君は何をした
2020年