経済は感情で動く――はじめての行動経済学 経済は感情で動く――はじめての行動経済学

経済は感情で動く――はじめての行動経済‪学‬

    • ¥1,600
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発行者による作品情報

日常の買い物から、レストランでの食事、株式投資やビジネスでの判断、病院や選挙での選択、競馬や宝くじまで、お金をめぐるあなたの常識を覆します。



<推薦の声>

「人間の心理を理解しなければ、商売は成功しない」

──セブン&アイHLDGS. 鈴木敏文 元会長がグループ幹部にすすめた本

「本書は、経済は心理学だという私の持論を、見事に解説してくれている。大切なのは、この本から何を教訓として引き出すのかという発想力だ」



「本書が世に出たことは、とりわけ政界および経済界をリードする人々に、喜ばれるにちがいない。」

――ダニエル・カーネマン。2002年にノーベル経済学賞を受賞。



クイズ形式で、行動経済学と神経経済学のエッセンスを、やさしく説いてゆきます。「目からウロコ」、驚きの話の連続。



■三つあると真ん中を選ぶ

寿司屋のランチメニューで「特上・上・並」とあれば、「上」の注文がいちばん多い。一般に、三つの選択肢では真ん中が好まれる。売る立場でいうと、4000円と5000円の類似商品があって、値段の高いほうを「売りたい」と思えば、6000円という選択肢を追加すればよい。



■自分のものになると値が上がる

通販での試供品の提供「使ってダメなら一週間以内に返品して下さい。お値段は無料です」。通販業者はめったに返品されないことを知っている。――買ってもいないのに、手元に来ただけで「保有効果」がはたらきます。



■進むも地獄、退くも地獄の…

巨額の先行投資をしている。さらに追加の投資が必要。しかし、先行きの展望は「暗い」。これは、「コンコルドの誤謬」と呼ばれるもので、展望がないなら、いま、手を引くべきなのです。



■ダメな会議の典型とは…

会議の結論がなかなか出ない。話がグルグル回っている気がする。これは最初の発言者の発言にひっぱられ、新しい話題が出てこなくなっているのです。これを、「アンカリング効果」といいます。



■交渉は最後の一言で決まる

交渉事でメインの話が終わったら、安心したりしていませんか。締めの一言が、契約にこぎつけるには重要です。人の記憶はメインのことと、最後の一言で印象の良し悪しが決まります。これを「ピーク・エンドの法則」といいます(同様に、恋人とのデートは、別れ際の一言、ないしはキスが最重要です)。



☆本書の5つの特徴

1.クイズ形式で説く、最新の行動経済学と神経経済学のエッセンス

2.お金と経済に関わる<心の法則>のポイントを「コラム」と「教訓」で紹介

3.話題が豊富(日常の買い物、レストランでの食事、バーゲンセールでの行動、

投資やビジネスでの判断、病院や選挙での選択、競馬や宝くじの買い方、など)

4.さまざまな局面でのあなたのくせと、相手のだましのテクニックがわかる

5.考えるヒント、儲かるヒントがいっぱい

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2008年
4月20日
言語
JA
日本語
ページ数
265
ページ
発行者
紀伊國屋書店
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
5.9
MB
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