縁切り橋 ‐くらがり同心裁許帳(三)‐
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発行者による作品情報
下谷広小路に店を構える薬種問屋の主人が、心の臓を一突きにされて殺された。その残忍な手口は一年前の、鍛冶職人の房蔵殺しと同じだった。
くらがりに落ちた――迷宮入りになった事件ばかりをあつかう南町奉行所の永尋書留役同心・角野忠兵衛は、一年前の事件の洗い直しを始めるが、そこには思いもよらぬ真実が隠されていた……。
涙に煙る吾妻橋に、男と女の哀しい想いが吹き渡る! 好評時代小説 シリーズ第三弾!