草々不一 草々不一

草々不‪一‬

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発行者による作品情報

泣ける。笑える。心がほっこり温まる。
身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。

朝井節、ますますの名調子。
1冊に長編8作分の人生が。

「紛者(まがいもの)」助太刀を頼まれた、牢人者の信次郎。頼まれたら断れないのが武士だが。
「青雲」立身する者とできぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。
「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から3つの約束をさせられて。
「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。
「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。
「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。
「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行く末は。
「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。

ジャンル
小説/文学
発売日
2021年
9月15日
言語
JA
日本語
ページ数
472
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
7.4
MB
恋歌 恋歌
2015年
すかたん すかたん
2014年
ぬけまいる ぬけまいる
2014年
先生のお庭番 先生のお庭番
2014年
ちゃんちゃら ちゃんちゃら
2012年
眩(新潮文庫) 眩(新潮文庫)
2018年