行人
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4.1 • 99 Ratings
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Publisher Description
明治時代のは日本の小説家、評論家、英文学者夏目漱石。本名、金之助(きんのすけ)。『行人』は底本の「「夏目漱石全集7」ちくま文庫、筑摩書房」では「 評論・文学」としてまとめられている。本書で登場するのは、「(友達 第一~五十二)」などが収録されている。
Customer Reviews
チカ丸
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行人読了
大学生の頃に一度読んだことがあり、心に残っていた作品の一つでしたので、今回もう一度読むことにしました。
読終わってみて、漱石は手紙に託した心情の告白が大変上手だと改めて思いました。
前半では多少読み辛い文体もありましたが、全体的に今でも読む価値のある名作だと思います。
仕事柄、精神医学に関わることがありますので、その点からしても大変興味深い作品です。
自分も物語を作っていますが、大いに創作意欲を刺激されました。