街の博物誌 街の博物誌

街の博物‪誌‬

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発行者による作品情報

現代人の心奥底に眠る原始への郷愁を呼び、未来への不安を暗示する幻想小説集

歩行者天国で賑わう渋谷の街にそそりたつメタセコイアの巨木、二人の若い婚約者たちに生えてしまったかわいらしいシッポ、老いて現代に見捨てられた男を訪れる面妖な鳥“ニッポンカサドリ”etc。日常性に覆い尽くされているかに見える私たちの街に、ふと垣間見えるこうした不思議なものの姿……。
幻想SFの名作が、新井苑子の表紙・挿し絵とともに奇跡の復刊!

●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。

ジャンル
小説/文学
発売日
2015年
6月22日
言語
JA
日本語
ページ数
172
ページ
発行者
アドレナライズ
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
12.6
MB

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