他人の城 他人の城

他人の‪城‬

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発行者による作品情報

失踪した女の部屋には〈私〉が雑誌に書いた戦争混血児に関する記事が残されていた

人はみな心の中に他人には窺い知れない孤独な城を持っている。しかしその秘密の城が白日の下にさらされる時、思いもよらぬ悲劇が生まれることもある。ハーフの美少女〈真理〉の失踪。これが〈私〉の四日間、だが四年にも感じられた暑い長い秋の始まりであった…。
本格ハードボイルド・ミステリの傑作。第62回直木賞候補作品。

●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2015年
8月3日
言語
JA
日本語
ページ数
328
ページ
発行者
アドレナライズ
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.9
MB

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