



錢形平次捕物控 金色の處女
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3.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
『銭形平次捕物控 001 金色の処女』は明治から昭和時代にかけて活躍した小説家・作家・音楽評論家、野村胡堂の作品。三代将軍・徳川家光を毒矢で暗殺しようとした曲者(くせもの)の探索を命じられた岡っ引・銭形平次。家光が鷹狩りの帰りに大塚御薬園に寄って、本草家・峠宗寿軒(そうじゅけん)の娘・お小夜に会うのを楽しみにしていると知った平次だが、相思相愛の仲である両国の水茶屋の娘・お静を浚われてしまう。御薬園へ潜入した平次は、奇怪なる犠牲(いけにえ)の儀式を目の当たりにする…。果たして平次は家光とお静の命を助けることができるか? 「やい、女、あの娘を何うした」、「知らない」、「いや、知っている筈だ、言えッ」──。