鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画像 鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画像

鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画‪像‬

    • 5.0 • 1件の評価
    • ¥1,700
    • ¥1,700

発行者による作品情報

本書の鏡に映っているのは、過去に膨大な書物のなかに見ていたアメリカであり、そのアメリカを通してみる日本の姿だ。

岩倉使節団の一員・久米邦武『米欧回覧実記』や、江藤淳『アメリカと私』を頼りに、サンフランシスコを歩き、アーリントン墓地を訪ね、大陸横断鉄道に乗る。
否応なく関係を迫られる大国アメリカ。
過去の日本人がどうアメリカを見、刺激を受け、自己規定をしていったのか。
過去と現在を行ったり来たりしながら、アメリカを通して日本のこれからを考える歴史エッセイ。

——僕らは一五〇年以上、翻弄されつづけている。

【目次】
Tokyo,Haneda,August 19,2019
旧グランドホテル前にて
開国とはなにか
即ち日本士人の脳は白紙の如し
一七年ぶりの再会
分断社会
ジョージタウン大学での講義
講演会の日
Pearl Harbor,December 7,1941
私の保守主義観
カリフォルニア・ゼファー
最後のサンフランシスコ
あとがき

ジャンル
歴史
発売日
2020年
10月28日
言語
JA
日本語
ページ数
240
ページ
発行者
亜紀書房
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
5.2
MB
国家の尊厳(新潮新書) 国家の尊厳(新潮新書)
2021年
違和感の正体 違和感の正体
2016年
バッシング論(新潮新書) バッシング論(新潮新書)
2019年
知性の復権―「真の保守」を問う―(新潮新書) 知性の復権―「真の保守」を問う―(新潮新書)
2025年
本居宣長―「もののあはれ」と「日本」の発見―(新潮選書) 本居宣長―「もののあはれ」と「日本」の発見―(新潮選書)
2024年
未完の西郷隆盛―日本人はなぜ論じ続けるのか―(新潮選書) 未完の西郷隆盛―日本人はなぜ論じ続けるのか―(新潮選書)
2017年