風の陣【裂心篇】 風の陣【裂心篇】

風の陣【裂心篇‪】‬

    • 4.8 • 4件の評価
    • ¥790
    • ¥790

発行者による作品情報

称徳帝が没し光仁天皇の御世になって8年、物語の舞台は陸奥に移る。平城の都で働く道嶋嶋足に対し、伊治鮮麻呂は陸奥の地で、蝦夷でありながら国府多賀城の役人として蝦夷の乱の鎮圧にあたっていた。祖国を戦場にしないため、朝廷と蝦夷の共存を目指し腐心してきた鮮麻呂だったが、8世紀半ばに発見された黄金を狙う陸奥守の横暴、背後で牙を剥く朝廷側の無理難題に我慢は限界に達していた。さらに、蝦夷の地である奥六郡に城を築く計画が着々と進み、また蝦夷を人と思わない帝の勅に、鮮麻呂はもはや戦を防ぐ手立てはないと決起を覚悟する。後事を託すのは胆沢の首長・阿久斗とその息子・阿弖流為(アテルイ)。狙うは陸奥守の首ひとつ。ついにその時はやって来た。北辺の部族の誇りをかけた闘いが、ここに幕を下ろす。「風の陣」シリーズ、感動の最終巻。『火怨』『炎立つ』へと連なる著者渾身の大河歴史ロマン、堂々完結! 解説はマンガ家の里中満智子氏。

ジャンル
小説/文学
発売日
2012年
9月14日
言語
JA
日本語
ページ数
353
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
1.6
MB

高橋克彦の他のブック

火怨 上 北の燿星アテルイ 火怨 上 北の燿星アテルイ
2002年
緋(あか)い記憶 緋(あか)い記憶
1994年
天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1) 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)
2004年
火怨 下 北の燿星アテルイ 火怨 下 北の燿星アテルイ
2002年
天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(3) 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(3)
2004年
私の骨 私の骨
1997年

カスタマーはこんな商品も購入