高瀬舟
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4.0 • 278 Ratings
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Publisher Description
明治と大正時代日本の作家、森 鷗外(もり おうがい、1862年2月17日 - 1922年7月9日)は日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=中将相当)、官僚(高等官一等)。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。この作品は底本の「高瀬舟」では日本の小説・文芸としてまとめられている。
Customer Reviews
ちいみょん
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初めて読みました
名前だけ知っていて、読んだことがありませんでした。軽い気持ちで読み始め、終盤から気付けば頬に涙が…現代にも通ずるところのある、考えさせられる名作でした。
面白いゲームユーザー
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現代社会でも判断が難しい
苦楽を共にした実の弟から懇願されて、苦しみから解放してあげるが為に罪を背負ってしまった。
老老介護の現代社会でも起こり得る事であり、正解が無いテーマだと思う。
ひま猫ニャンタ
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高瀬舟を読んで
今の日本ではありえない内容だと思うけれどあまりに犯罪人の方がいい人なので自分だってこんな状況なら同じことしてしまうのかもしれないと思いました。
舟で人が運ばれるというのも臨場感がありドラマチックです。
今の時代なら車ですぐ運んで終わり、人との心の触れ合いもないと思います。