麦の道
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- ¥550
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発行者による作品情報
津田尚介は、県立高校の受験に失敗し、創立2年目の“落ちこぼれ救済”の市立高校に滑り込む。最初は「まあいいやどうだって……」とすべてに醒めていた尚介だったが、親友ができ、打ち込めるスポーツをみつけ、気になる女学生が現れ、しかも喧嘩相手には事欠かず――と、その高校生活は徐々に熱くなって行く。喧嘩と柔道に明け暮れた高校時代を、パワフル&爽やかに描く、自伝的熱血青春小説。
カスタマーレビュー
lowjpn
、
荒ぶる気持ちがどうでもよくないぞ
高まる気持ち、肉体の隆起。関わる人間と、自分の焦り。落ち着いてしまった男子諸君が今読むべき本。自分は30代で結婚して、子が産まれてなんとなく落ち着いているかな…いや、落ち着いていられないぞ。と若干の興奮状態を正確に維持していっぺんに若い一年生を読んだ。