10分でわかるアフター「三国志」五胡十六国・南北朝時代 =北朝編1=
10分で読めるシリーズ
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発行者による作品情報
10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の18ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
書籍説明
まえがきより
中国の『五胡十六国・南北朝時代』の最大の特徴は、
それまで辺境に追いやられていた異民族達が中国大陸に乗り出し、
王朝を建国して漢民族と対等に渡りあったところだ。
それは、中国がそれまでの漢民族一辺倒の時代から多民族国家へと変容していく激動の時代である。
五胡(ごこ)とは、この時代に主要な働きをした五つの異民族を漢民族側から指摘した呼び名である。
具体的には、鮮卑(せんぴ)・匈奴(きょうど)・テイ(てい)・羯(けつ)・羌(きょう)のことだ。
近年、この呼び方は差別的だとして言い換えられることもあるが、
本書では民族の動きが分かりやすいように敢えて旧来通りの呼び方を用いる。
前作『10分でわかるアフター「三国志」五胡十六国・南北朝時代 =南朝編=』では、
この時代を南に追いやられた南朝の視点から解説した。
北朝は統一までの過程が複雑で王朝が多く登場するため、統一前と統一後に分けていく。
今回は混乱に混乱を重ねた異民族達が、どうやって中国を支配するようになっていったのかを探ってみたい。
目次
●『三国志』までの異民族達=内地に入り込んでいった招かれざる客=
●西晋の滅亡と匈奴による部族国家=コンプレックスからの脱却と、混乱する部族政… 以上まえがきより抜粋