1987年3月31日——国鉄最期の日
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発行者による作品情報
「鉄道写真の神様」広田尚敬が、東京、大阪をはじめ日本全国で捉えた「日本国有鉄道」のラストショット!!
「鉄道写真の神様」として70年。そのファインダーを通り過ぎた「鉄道の瞬間」は数知れず。「自薦傑作選」としての電子フォトブック【HIROTA SELECTION!】がついに刊行スタート。その第7弾は、今から四半世紀前、巨匠のカメラが捉えた「日本国有鉄道」の最期の姿。そこに写し込まれた車両の顔ぶれ、乗客の表情…全ては「今の鉄道風景」を決定づける瞬間に立ち会った歴史の証人たちである。なお、特別寄稿として、2021年島秀雄記念優秀著作賞受賞の椎橋俊之氏による「国鉄最後の日。復活C623の雄叫び」ほか3編収録。
【目次】
表紙、総扉、はじめに、3月20〜21日 札幌駅、「昭和61年11月、国鉄最後のダイヤ改正」(椎橋俊之)、3月26日 西鹿児島駅他、3月28日 加古川駅、西明石駅、3月29日 大阪駅、「国鉄民営化前夜の旅」(椎橋)、3月31日 渋谷駅および車内、東京駅、国鉄本社前、東京駅、秋葉原駅、上野駅、汐留駅、再び東京駅、「国鉄最後の日。復活C623の雄叫び」(椎橋)、奥付
【著者】
広田尚敬
1935年東京生まれ。中学三年生で初めて鉄道写真を撮影。 1960年よりフリーランスの写真家として活動し、1988年設立の日本鉄道写真家協会の初代会長をつとめるなど、「鉄道写真の神様」として、常に日本の鉄道写真界を牽引する。著書は『ヨーロッパのSL』(朝日新聞社、1973年)『SL夢幻』(読売新聞社刊、1975年)『永遠の蒸気機関車』(日本交通公社、1976年)『撮った!国鉄2万3千キロ』(講談社、1984年)『F の時代』(小学館、2009年)など150册以上に及ぶ。鉄道150年を迎える2022年、新たなプロジェクトシリーズとして『HIROTA SELECTION!』を電子書籍で刊行開始。