奴隷小説 奴隷小説

奴隷小‪説‬

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発行者による作品情報

どこにも、逃げられないよ──。


長老との結婚を拒絶する女は舌を抜かれてしまう、という掟のある村で、ある少女が結婚相手として選ばれる「雀」。

ある日突然、武装集団によって、泥に囲まれた島に拉致された女子高生たちを描いた「泥」。

アイドルを目指す「夢の奴隷」である少女。彼女の「神様」の意外な姿とは?(「神様男」)。

管理所に収容された人々は「山羊の群れ」と呼ばれ、理不尽で過酷な労働に従事し、時に動物より躊躇なく殺される。死と紙一重の鐘突き番にさせられた少年の運命は?(「山羊の目は空を青く映すか」)……など。


時代や場所にかかわらず、人間社会に現れる、さまざまな抑圧と奴隷状態。

それは「かつて」の「遠い場所」ではなく、「いま」「ここ」で起きている。

あなたもすでに、現代というディストピアの奴隷なのかもしれない――。

様々な囚われの姿を容赦なく描いた七つの物語。

桐野夏生の想像力と感応力が炸裂した異色短編集。


カバーイラストは、かわいさと残酷性を併せ持った作風で物議を醸すLA在住の画家、Luke ChuehのRough Waters。


解説・白井聡


※この電子書籍は2017年12月刊行の文春文庫を底本としています。

ジャンル
小説/文学
発売日
2017年
12月5日
言語
JA
日本語
ページ数
192
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
2.9
MB

カスタマーレビュー

京の花子

深い川の中を覗いたような感じ

この時代に無さそうで、実は知らなかっただけの事が有ったのかと思える内容。誰かの奴隷であってはならないと、教えられた気がします。

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