ネオサピエンス 回避型人類の登場 ネオサピエンス 回避型人類の登場

ネオサピエンス 回避型人類の登場

    • ¥1,300

発行者による作品情報

人類は今、新たな進化の段階に突入している。


産業革命は社会を変えたが、IT革命は人間の心を変えようとしているのだ。



共に働き、共に生活していた「家族」が、都市化や産業化、核家族化を経て崩壊しようとしていた時、IT革命が起きた。


IT革命は社会システムを大きく変えたが、もっとも重要な変化は、人間の脳神経回路を組み替え、愛着システムを変容させたことだ。


通常なら数万年、数十万年のスケールで起きる生物学的な変化が、数十年の間に進行している。



27年ほど前、医療少年院で一人の回避型愛着を示す若者に出会った。


今や、そうした人々は普通の家庭や社会にあふれている。



急激に増えつつある「回避型人類」の特徴は



・単独生活が基本


・セックスをしない


・子育てに関心がない


・集団への嫌悪と恐怖


・人より物、物より情報を好む


・ルールと統制を重視する


・キレると何をするかわからない


・蔓延する依存症と刺激中毒


・突然襲ってくる自殺衝動


・死を悲しまない



そんな「回避型人類」の数が、共感型の旧人類を上回るとき、一体何が起きるのか。



最前線の臨床医が最先端の進化論と出会って辿り着いた、驚愕の未来レポート。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2019年
11月21日
言語
JA
日本語
ページ数
248
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3.8
MB
愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
2011年
境界性パーソナリティ障害 境界性パーソナリティ障害
2013年
愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~ 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~
2016年
回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~ 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~
2013年
パーソナリティ障害 パーソナリティ障害
2012年
ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術
2013年